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2008/01/16
L' ANNEE DERNIERE A MARIENBAD
ドライブがてら小坪のイタリアンに行きましょう、昨年K氏からの約束で、ゆっくり楽しんできました。逗子は夏のにぎわいが想像できるだけに、オフ・シーズンの静けさにも格別の魅力があります。
2008年、年明けスタートから無意識的ながら精力的に動いていたので、きれいなものを観て、おいしいものをゆっくり味わったりすると、はりつめた感性が揺れてきてふわふわに戻るようです。
海を見ていると、気持ちがゆっくりしてきますね。遠くのさざなみが小さく小さく、きめ細かく、よくみると微かにゆらゆらしています。時間、空間、記憶、約束、思い出、そんなものを、ゆれる波間に見出してしまう感覚もさもありなむ、と感動しました。
肌寒いながら、秋空のような透明感がとても心地いい。遠い上空のトンビの鳴き声とK氏と江ノ島。
泳げないプールもいいですね。
影が長くなってきています。
PICCOLO VASO、すべておいしいでした。たしかに満腹なるまで食べたので夜までお腹が空きませんでした。
慎太郎氏が息子に参拝をすすめる、との小さな神社。なんてことない神社ですが、披露山というとんでもない高級住宅地にありました。
歩いても行けるそう。
マセラッティはフェラーリより歴史が深いらしいです。僕のまわりは皆魅力的な車に乗っているので、当分免許とらなくてもいいですかね。葉山音羽ノ森ホテルはバレット・サービスがつき、スタッフ2名が寒空の下に常駐しておる模様。
水平線が淡くかすんできます。
いつもながら、たくさんのインスピレーションをくださるYさん。彼女の着こなしは大御所業界人からの注目度も高いのでは。街頭ファッションチェックの番組にて、あのピーコが毒舌を発揮できず、むしろ絶賛した過去あり。
青春は沈みゆく太陽だ、とはコッポラ監督の言葉だったよな、とかなんとか考えていると、K氏がポツリと、ほれ、葉山のカラヤンが来られましたよ、とか人間ウォッチングコメントを飛ばしたりで常に爆笑。30代前後の女性客が3人連れで、見晴らしのいいカウンター席に座り夕暮れ時の静かな海を眺めていました。夕日が沈むのは、ほんと一瞬の出来事なんですね~
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