2008/09/15

御目出度いことなど、

11日(木)は、銀座カフェドルトンにてプライベートスタイリストの黎明期からキャリアをスタートさせておられるIさん。クオリティの高い業界人材を輩出すべく、『感性工学』という分野を切り拓き活躍中。お話しを伺い、今後のファッションビジネスの未来をイメージさせていただきました。

その後、『パターン・オーダー』について、自分なりにいくつか知りたいことがあったので(頭の片隅に仮説を立てて)、銀座天神山サロンに行きました。ダンディな店長氏が気さくにお話しくださり、貴重なお話しが聴けました。どっしりした男らしいシルエットでありながら、繊細なディティールと柔かさがあります。袖を通した感じ、着心地も良かったです。

たとえば、一般的に購入するときに必ず現物でフィッティングを試してみる靴。靴は0.5センチ違えばはけません。かたや0.5センチ違っても何とか着られるスーツ。

ヌード寸から測って作り上げていくスーツと、ゲージを着て補正していくスーツ、どちらが正確さへの集中力が高いか?フィッティングへの執念が強いといえるのか?上がりの精度が高いか?一般的な『仮縫い』はどれだけ機能しているか?あれこれと仮説と検証をしていた日でした。

12日、山の上ホテルのクリームソーダは緑ではありませんでした。

13(土)は顧客でもあり、兄貴分でもあるFさんの誕生会兼ねてホームパーティ。ワイン好きの妻の陰謀により各人からワインを徴収し6人でワイン祭りを開始。グラス左が空けたワイン、右が残りのワイン。ふ~~っ、僕はビール党、血行が良すぎるせいか、毛細血管の隅々まで血流が良いせいか、ワインを飲むと指先までジーンとしびれて危険を感じます。しかし最近少々味わいます。しかし基本的に弱いので、やはり僕はどちらかというとお茶(とお菓子?)を究めたいです。

先日、とある香りのお店で発見して購入した、バック。これならスーツにも合うかな、と思いました。涼しげでよろしいです。4つ購入し、ひとつ(色の部分がバーガンディ)は誕生日のF氏にプレゼントいたしました。自分用は、このややくすんだ緑を使用。

携帯、手帳、文庫本、レターセット、筆ペン、メジャーが入っております。この日、結婚式2次会のため、ディグニティのフラワーホルダー(花なし)を装着しております。

妻の高校時代の後輩であり、最近は私の顧客にもなっていただいた、ステキな美男美女カップル、御目出度い日。いぜん、セリュックスのパーティーで行った記憶がある、お洒落な“コポンノープ”にてステキなお友達に囲まれて。
お二人とも魅力的なキャラクター確立されて、楽しいパーティでした!おめでとうございます!

芸達者な(プロの方々)アーチストによるパフォーマンスで楽しませていただきました!当日カメラマンをしていたMさんは知り合いだったので、ずいぶんぶりの再会でした。世の中狭いものですね。

和ませつつ、しっかりと素晴らしい新郎のお言葉でした。

ブーケ・トス、女性達の真剣さが会場を盛り上げました!

これは今週あたまの画像です。まとめ買いした裏地を切り分けます。表面のロイヤルブルーそしてゴールドの生地がちらばったかんじの質感が何ともいえない色気を放出しまくっていました。今後は、ハリソンズ、ウッドハウスの生地リクエストの方にはこちらの裏地をお付けします。あまりの美しさに生地商にて注目の的でした。

このダンスフォードの裏地はピンク色で手裏剣柄があります。この老舗独特の柄で、これをレディスの裏地にもってきます。ぶっきらぼうに、高級メンズ・ビスポークの生地で、レディズのピッタリしたシルエットのスーツを仕立てます。ぜひ仕事がデキルそしてカッコイイ、セクシーな大人のキャリアウーマンの方々にお試しいただきたいものです。

本日15(月)、近所小岩の着物屋(長崎屋)に寄りました。紬は魅力的ですね。ハマりそうなのであまり見ないようにしています。この商標タグのいかめしさにも魅かれます。ものすごくスローな製作工程と聴きます。たとえばスイスの手作り時計職人が組み立てた時計は、その職人の一年間の生活費まで含まれている、というように、このEのスーツの価格の約10倍以上の価格というのは、すなわちそれだけの製作過程ということなのでしょう。紬は、かしこまった場では着ていけない、というあくまで優雅で贅沢な『普段着』なのですね。

この蝙蝠(こうもり)と三日月という柄は印象的でした。このちょっとミステリアスな柄を女性が身につけるとなかなかステキですね。

蝙蝠と月の作者の方。

そして、本日夜は、義理の姉夫婦+子ども2人が遊びに来ました。僕は義兄にジャケットをプレゼントしました。ちょっとタイトにキメております。カジュアルでもビジネスでもいけるかと思います。和柄のポケットチーフをつけて、これでメイド・イン・ジャパンの仕立ての良さをアフリカでも紹介していただきたいです。

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