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2008/08/04
ヤマユリ
先週末31日(木)、
“ では箱根に行きましょう、この季節ヤマユリも見たいですし ”
スウィーツ男爵K氏のお誘いで、箱根に行ってきました。
山百合 Golden-rayed lily:
花の香りは日本自生の花の中では例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつける。風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。
個人的に、28日の週はゆっくり週間と考えていたので、癒しと新たなる色彩を堪能したいとアタマの片隅に置きながら行ってきました。
野生の素朴な雰囲気ももちろんですが、計算された豪華さ、というよりも唐突に素でゴージャスというか、そういう突拍子もなさを感じさせるヤマユリ。
ピュアでワイルドでゴージャス、そういうタイプは植物界のみならず、人間界の女性種にもいそうですね。
都市生活者的な先入観で、野生の花は素朴、売ってる花は豪華、という思い込みがあるのかもしれません。そもそもは、自生している植物のほうが、ゴージャスなのでしょう。
そして、せっかく野生の花に会いに行く時は、やはり『日本じゅうを歩いて、長生き万歳連合』的な山あるき、トレッキング完全装備、with万歩計では、ヤマユリもげんなりするかもしれません。
ああ、私に会いに来たのではなくて、たまたま歩きたかっただけね、と。
ひっそりした森の中の隠れ家レストランにも入れるような、麻のスーツで、というのも有る意味、トレッキングとは別方向ベクトルの、これまたひとつの心意気かもしれません。
コモ湖畔San pietroの鉄門をくぐる姿がえらく似合う、貴族の血統車マセラティ
スウィーツ男爵登場、
“Albergo Bamboo”フランシス・F・コッポラの『ゴット・ファーザー』のウェディング・シーンからのイマジネーションで造られたレストラン。
生きるために、万物皆等しく必死です
二人静もあります、とK氏より
自分のことを鯉と思い込んでいる節のある鯰(ナマズ)
芦ノ湖、水墨画のような美しい霞っぷりでした、晴れの日だけでは物足りません
さようなら、また会う日まで!
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