2016/10/25

『 木を見て森を見ず 』 は、装いにおいてはオススメできません、要注意!





靴とか生地とか、それ単体でのめり込み過ぎる人が増えると、自分とのかかわり関係なく、物単体を崇めるコレクター的な傾向になるので、ショッピングを好きな人が増えてきて、経済効果は上がります。ただ、それによって各人の装いの全体観が損なわれます。

物自体のみを語る、つまり靴単体や生地単体の薀蓄を歴史から、組成から語ることに喜びを見出す(服飾史家や学者のような)方々の存在は、見識が豊かになるので、貴重な方々ですし、重要な方々です。

しかしながら、一般的な人々にとっては、優先順位的に、装いの全体観のほうが大切なので、自分と切り離して、物だけ見て語る服飾史家になる必要もないし、むしろマイナスに作用することも多く見られます。

トリビア好きは、優先順位が壊れておられる方も多いので、木を見て森を見ずで、本人の実際の着こなしが残念な人が多い、というのは同業者の一致する意見です。(おそらくどの業種でも)




たとえば、素人(しろうと)の目線は、靴だけを凝視するので、目線をたとえていうと上から2番目のような写真になります。この写真が素人の目線です。

靴だけを見ます。パンツが後ろに引っ釣れてるのに。。そして、滑稽なシルエットである一部流行のトラウザーズ(パンツ)のシルエットも手伝って、この2番目や3番目のような目線で見るのですが、それは残念な目線の例といえます。

一見、このように写真で写すと、ロングノーズで素人ウケする、シャープで尖ったシルエットに見えるので一般男子はカッコいいと思ってしまいます。世界中の instagram などで、90%近くの靴マニアがこのようなアングルの写真を撮っています。

しかしながらこれは、画面がパンして、もし引きで全体を映し出したときに、その着用者が “どんだけ ピノッキオやねん ” または “ どんだけルパンⅢ世なんかい ” といった有様であることが白日の下に晒されます。これを 『 木を見て森を見ずの(素人)目線 』 といいます。




どんなに、手の込んだ、こだわった、職人的な技法であっても、裸に靴だけを合わせるわけではないので(そういえば、その装いを街で見かけることはあまりありませんね)、必ずトラウザーズとの連なり、組み合わせの目線が必要になります。

ですので、1番上の写真の目線だけがプロの目線です。商品選びのすべてに言えることですが、一品、一品はどんなに素晴らしいものであっても、それは装いの一部である、と正確に認識すること、つまり “ パーツの認識・わきまえの認識 ” によって、美しく納得できる自分らしい全体観が獲得できます。そもそも、完成されたひとりの紳士の着こなしですら、景観のつらなりの一部でしかありませんから。。

ちなみに、1番上のモデルは神楽坂『Berun:ベルン』の竹内君。靴はJohn Lobb トラウザーズ(スーツ)は、裾幅22センチ、でハーフクッション(ゆるやかに靴にかぶさるくらいのユトリ)ちなみに、“生地”はハリソンズ・オブ・エジンバラのFine classic の淡いブラウンのシャークスキンです。

短めのパンツ丈の裾が輪っかになって、ぐるぐるフラフープのように自由自在に動いて、そこにきてロングノーズ気味の靴がドヤっ!と存在を主張しているのは、もともと短い脚の日本人が一層短足に見える、という残念な結果になってしまいますので、要注意です。

1番上の写真のように、ちゃんと、このようにナチュラルに靴に軽く被さって収まっているほうが、大人の落ち着きがあって美しいと考えますし、自分たちはアジア人の骨格を持った日本人であるという変数も加味した良識ある(わきまえた)全体観とバランス感覚だと思います。


2016/10/09

9・22 Copel Private Show EDWARD 50th Birthday Party




Million thanks to~
大いなる感謝を申し上げます。

ご縁あって、はじめてお越しの来場者のみなさま、ご理解いただき、端正なドレスアップでのひとときを愉しんでいただきまして、まことにありがとうございます。

御近所というには、ファミリーすぎる南青山界隈のお友だちの皆様(美味しい珈琲を毎朝ありがとうございます、のShozo さん)、そしてブライト南青山のハートウォーミングな住人の方々、そしてブライトという素晴らしいマンションを作られた大家さんまで、お友だちお付き合いいただき、たいへんうれしく存じます。ありがとうございます!

会の盛り上げに御協力くださり、そして暖かく見守ってくださりましたクライアントの方々、初めての方にお席をお譲ってくださっていたり、気遣ってくださったりで、たくさんのフォローをまことにありがとうございます。

細かいご配慮いただき、ご協力いただきました、表参道Bambooの牧野さんはじめ当日も照明などでお手伝いいただいたスタッフの方々、

虎ノ門アンダーズ東京の上質で愉しい空気感をそのままに素晴らしい演奏で、魅了してくださった、バイオリンのポールさん、ピアノのフレッドさん、コントラバスのコージさん、

いつも愉しませていただき、ご縁もいただきました、Andaz Tokyo "Tavern"さま、そして節目節目に立ち会ってくださり、暖かく見守ってくださる元広報のミナさん

前日に、最高のシャンパンDevaux1846 を6本追加の計12本を持ち込んでくださった、盛川さん、足向けて眠れませんね。シャンパン事件を突破していただき、このネタはまた改めて。。。

パーティー当日、直前まで、紀尾井ガーデンテラスの寿司三谷にて、僕を美味しいお酒でベロンベロン・イナフまで酔っ払わせてくれたバロン、アキさんありがとうございます。

コスモポリタンな人脈引き連れて、来てくれたジェイこと堀江氏、足りない席数に気遣ってくれ、ずっと立ちっぱなしだったそのジェントルマン・シップを皆がちゃんと見ております。お忙しいところアンちゃんも、DJ Kork も。

今回も紳士たちから後から後から問い合わせがきております、モテモテのMUSEさんたち、ありがとうございます。

むちゃぶりそして、受付ありがとうございます、の凛々しいコペル幼馴染みのリホさん

僕の15年間のあらゆる歴史を暖かく見守ってくれ、お子様ご一緒でありがとうのアケミさん、

ステキなヴォーカルMy favorite thingsの魔法で、遠い未来まで思いを馳せてしまいました、のミホさん

一階のハット・ショップでも輝いておられる、エレガントなシオリさん、(國枝くん、ご縁をありがとう)

鈴蘭のワンピースが凛々しくきれい、ウォーキング軽やかで、いつもコペルと一緒に女子トークで元気づけておられる新進気鋭の美肌インストラクター・フキさん、

さすが、プロ予備軍の落ち着いた正統派ウォーキングをありがとうございますトモさん、

ニュールック期の独特のカッティングのドレスを着るために生まれてきたようなアサコさん、

いつも静謐で上品な空気感を作り出してくださるアカネさん、今回はタケウチくんとご一緒でホッとひと息だったのでは、

公私ともに、コペルに寄り添ってくださり、華やかでのびやかな雰囲気づくり抜群のハルナさん、すばらしいお祝いのシャンパンとハルナさんらしい魅力カード、ありがとうございます。

記念すべきエドワード製と自分のブランド『ベルン』製で登場したタケウチくん、指揮官となってくれて、きちんとウォーキングのディレクションをまとめ上げてくれました。僕が製作業からアドヴァイス業に移行していくトランスフォームを楽しみにしててください。

会社設立が、10日後にも関わらず、早朝から駆けつけてくれたカンジくん、あらゆる面で感謝しています。そして、ドレッサーとしても、黒澤明映画に登場しそうな、凛々しい昭和の男の風貌を大切にしてください。

天然・天性センスの青年、ケイイチロウさん、最高の鞄をありがとうございます。僕の誕生日に間に合わせて2016・9・22のシリアルナンバーを刻印、大感激です。今後とも長いお付き合いをよろしくお願いします。そして肉体のシェイプも妥協が無く、そのアクセントからエドワードでは珍しく、ノータイにMuff というカジュアルスタイルに装っていただきました。 

そして、ユウキくん、たくさんのご縁をありがとう。エドワードのいろんな歴史を知っていますね。ドレッサーの顔なので、これからもよろしく。眉毛あまりいじらないように(笑)美容師風、服飾業界風、業界人風、そんなのこれからのお洒落じゃないからね。

まじめに仕事終えて来てくれた國枝くん、ありがとう。新天地で頑張っていると方々から聞いています。自分の個性を大切に、理想を追求しよう。

いろいろとお気遣いいただいたサカイくん、ありがとう。國枝くんフォローをよろしくお願いします。

今回ぎりぎりまで、スケジュール調整したものの、残念ながら、参加できなかったアレックス君、超残念だったよ。ヴィスコンティの雰囲気欲しかったんだけどな~(笑)次回お願いします。

今回、パーティー工学・パーティー哲学といった、貴重なホスピタリティ方針をアドヴァイスいただき、また仕事全体に対する見立て改善に大きな影響を与えてくれた芳野まいさん、たいへん感謝しております。どんなビジネスコンサルの人間でも、柔らかくすることができなかったエドワードの頑な過ぎるスタイル哲学を、はじめて社会にハッピーにソフト・ランディングさせてくださいました。当日のナヴィゲーション・トークはハイレベルで、初めてのお客様にも魅力的なアカデミック側から見たコペルやエドワードの世界をやさしくお伝えできました。ありがとうございます。

あらゆる面で上原ことコペルを支えている星さん、企画・製作もちろん、日々の真摯・紳士な製作中の姿に、大いに刺激を受け、戒められ、励まされております。製作時のその"聖なる"といってもいいくらいの神々しい様に伊勢神宮からの風、と呼んでおります。Copel 成功の大きな・そして貴重な鍵であり続けてくださいませ。

そして、コペルこと上原さん。皆でランチ中に、ここで9・22にパーティーをやります、と宣言して即バンブーに予約を入れ、アクセル全開で突っ走り続ける力、持って生まれた天性の突破力だと思います。あらゆる才能を巻き込んで、この日に結集させた強い信念は、圧倒的ですね。そして僕の50歳の、有り得ないくらいの、素晴らしい誕生日をありがとう。エドワードの哲学を受け継ぐ者の、爆発的な成長こそが、ぼくが一番よろこぶ贈り物のはず、との見立てに間違いないです。


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プロの方が撮影したものが、ブルーレイ仕様とのことで、加工に時間がかかってしまいそうなので、当日会場の“ミスターロマンティック”内田さん撮影のものを使わせていただきました。後半、90度回転しますが、ご愛嬌ということで、ご了承願います。

最後に、ミホさんによる僕が大好きなスタンダード曲のMy favorite things を、優雅に味わいながら、歌い上げてくださる中で、勝手に気持ちよくこれまで、とこれからを考えておりました。

結局のところ、僕の人生は、ただ正直に自らにとっての最上級のお気に入りの 『 ひと ・ もの ・ こと  』 を追求する、という単純なものです。

今までのところ、間違いなく思うように生きられている、というシンプルな幸福感でフワフワ酩酊していました。こちらも、まことにありがとうございます。

メンズのビスポークはもちろんですが、女性にとっての新しいスタイルづくりの考え方、オートクチュールを選択する機会が今後増えてきています。南青山の誕生1周年のメゾンから新しい波が生まれています。御興味ある方はご一報ください。クラシックで上品なドレスの製作についてのお問い合わせは(特にウェディング・ドレスに関しては、あらゆる悩みが一掃されるはずだと思います)koba@dresssir.com まで。